- hana
電池錠、うちには取り付けられないらしい…②
先日、握り玉タイプの錠前が付いていると、電池錠が取り付けられないのか、
という疑問にお答えするブログの前半を書きましたが、
今回はそのブログの後半になります♡
握り玉が付いている場合は、
レバーハンドルに交換することで電池錠が取り付けられる場合が多くなりますが、
工事はどんな風に行われるのか、実際の現場を見てみましょう♪
※錠前のメーカー、種類、寸法は多数ありますので、以下はあくまでも該当する工事の一例です
【その前に主要な注意点はチェックしておいてください ↓ 】
★レバーハンドルに交換すればどんな場合でも電池錠を取り付けられるわけではありません
★レバーハンドルに交換しても、すべてのタイプの電池錠を取り付けられるわけではありません
★ドリルなどで扉に加工をするので、加工した扉は元通りにはなりません
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施工前の写真です。
このような錠前を一般的に「握り玉」と呼びます。
まずは錠前を本体ごと取り外します。
握る部分とは別で、
扉の側面に長方形の部品も付いていますね。
これもいったん全部取り外します。
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取りついていた「握り玉」を取り外すと、
扉の表裏に大きな穴が開いていました。
この穴に「握り玉」の錠前が入っていたんですね。
この穴の少し上に、ドリルで新しい穴を開けます。
扉の裏側も同じように開けて、
下の大きな穴の下にも小さい穴を開けます。
長方形の部品が入っていた扉の側面の穴も
少し大きくするために加工します。
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加工が終わりました。
少し見えづらいですが、
大きい穴の下には小さい穴が3つほど、
大きい穴の上にも穴が開いて、
扉の側面の長方形の穴も
さっきより大きくなりましたね。
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穴を開けた部分に、プレートを付けます。
レバーハンドルにするには下の穴は大きすぎて、
ハンドルの周りから穴が丸見えになってしまうので
プレートで隠しました。
プレートにはもともと穴が開いているので、
これできれいにハンドルがはめられそうです。
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ハンドルと鍵穴(こちらはツマミ側)が付きました。
長方形の穴にも、レバーハンドル用の
長方形の部品がぴったりはまりました。
上手に加工ができたようです♡
きれいになりましたね!
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先ほどまでの写真は室内側の写真でしたが、
こちらが室外側です。
ハンドルの上には鍵穴が付きましたね♡
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以上で「握り玉」から「レバーハンドル」への加工が終わりました。
いかがでしたでしょうか? ♪
お好みにもよりますが、レバーハンドルになったことで利便性もよさそうです。
握り玉をお使いのオフィスやご家庭で、加工をしても大丈夫だよ!
という物件様であればこれで電池錠が取り付けられるかもしれません。
ぜひご検討くださいね♡
今回は長くなりますのでご紹介しませんが、
電池錠の取付工事ももちろん行っております(^^)
ご相談の際は、総合サービス㈱ までご連絡ください♪
TEL:03-3251-5818